保健省、PEPFAR資金撤回報道に冷静さを呼びかけ
保健省は20日、米国がPEPFARを通じて同国へのHIV/AIDS向け資金を撤回したとの報道を受け、南アフリカ国民に慌てるべきではないと冷静さを求めました。
保健省によりますと、同省は昨年の対外援助の凍結とUSAID助成金の取り消しを受け、既に自立計画の準備を進めており、その実施は現在進行中であると説明しており、こうした準備の継続があるため救命に直結する抗レトロウイルス(ARV)治療の展開は継続されると保証しているとのことです。
保健省は、南アフリカで配布されるARVの約90%は現地政府が資金を負担していると指摘し、これを背景に公的医療施設はPEPFAR資金で運営されていた診療所を利用していた人々を含めてすべての患者が引き続きアクセス可能な状態にあると述べ、国民への影響は限定的であるとの認識を示しました。
スポークスマンのフォスター・モハレ氏は、公的医療施設がすべての利用者に開かれたままであることを強調したうえで、同省は米政府によるPEPFAR資金の全面撤退に関する複数の報道に言及しており、HIVおよびAIDS対応の資金問題は2026年6月22日と23日に予定されている国連のハイレベル会合の議題の一部になる見通しであると述べました。