ラマポーサ大統領の差し止め申し立てに弾劾委が正式に反対書類を提出
ラマポーサ大統領が弾劾委員会の業務停止を求めて裁判所に緊急申請を行ったのに対し、弾劾委員会は6月22日、委員長名義で正式に反対の宣誓供述書をウェスタンケープ高等裁判所に提出したと明らかにしました。
弾劾委員会の議長マカシューレ・ガナ氏は、国民議会議長トコ・ディディザ氏が大統領の緊急差止申請に反対しないと決めたことを受けて手続きを進めたと述べ、裁判所における法的争いが生じている一方で委員会は作業を継続するとの姿勢を示しました。
大統領側は、ファラファラ問題に関する可能性のある弾劾手続きを巡り委員会の審査や調査を差し止めることを求めていますが、ガナ氏は『委員会は法的争いに入ったが、裁判所で審理されている間も作業を継続する』と強調し、6月24日に職務範囲(terms of reference)の草案とエビデンスリーダー任命手続きを議論する予定であることを明らかにしました。
ガナ氏は自身の提出について『本日、6月22日月曜日、私は弾劾委員会を代表して、委員会の業務を差し止めようとするラマポーサ大統領の緊急申請に反対する宣誓供述書を提出したことを確認する』と述べ、委員会の手続きを進める決意を示しました。
一方、国民議会議長のトコ・ディディザ氏は、裁判所の判断に従うと決めたことで党の方針に迎合しているとの見方を払拭したいと述べ、『裁判所から求められたことを行った上で議会が行ったことを説明する宣誓供述書を裁判所に提出した』と説明し、特に憲法裁判所の第89条報告書に関する裁判所の判断が履行されることを確実にする必要性を強調しました。
こうした動きは、議会内の手続きと司法判断が交錯する中で進展しており、弾劾委は裁判所の審理中も所定の手続きを進める姿勢を改めて示した形です。