国連承認なき一方的制裁に断固反対と中国外交部が表明
北京発=7月15日、中国外交部は定例記者会見で、新華社の取材に対し、国連安全保障理事会の承認を欠く一方的な制裁に断固反対すると表明しました。
リン・ジエン報道官は、米国がロシア向けに新たな制裁立法を制定したことについて問われたと説明し、当該立法がリンジー・グラハム上院議員らが主導し、ロシア産原油と天然ガスの上位五購買国を標的にしていると指摘しました。
報道官は続けて、こうした措置が国際法の根拠を欠き、国連安保理の承認を得ていない点を問題視すると述べ、国際社会での一貫性と正当性が欠けると批判しました。
リン報道官はまた、中国は自国企業と市民の正当な権利と利益を断固として守るために必要な措置を講じるとの立場を明確に示し、その対応は外交的、経済的な手段を含む可能性があることを示唆しました。
さらにリン氏は「二重基準を実践し、強制や圧力に訴えることは、最終的には自滅することになるであろう」と述べ、この発言が今後の対抗措置を牽制する狙いをにおわせました。
これに関連して、当該立法と中国の反発は中米間の外交的緊張を高める要因となり得るとの見方が強く、今後の動向は両国の交渉の行方に左右される見通しです。