ウェスタンケープ高等裁判所、ラマポーサ大統領の弾劾手続き差し止め申立ての審理を開始
ウェスタンケープ高等裁判所は水曜、シリル・ラマポーサ大統領が国会の第89条に基づく弾劾手続きの差し止めを求める緊急申立ての審理を開始しました。
問題の焦点は、5月の憲法裁判所の判断を受けて設置された第89条独立パネルの報告書にあり、報告書はラマポーサ氏に初見で弁明すべき事案があると認定したうえで、国民議会が当該報告書の実施に反対票を投じたことについて憲法裁判所は不合理と判断し、弾劾手続きの開始を指示したという経緯です。
ラマポーサ氏は今回、当該独立パネル報告書の再審査が行われるまで弾劾委員会の活動を停止すべきだと主張しており、その理由として、再審請求の結果が出る前に委員会の手続きが進めば自身の評判が回復不能な損害を受けるおそれがあると述べています。
これに対し、委員会側はラマポーサ氏が報告書の正確性に異議を唱えている間も委員会の作業は継続でき、継続すべきだと主張しており、差し止め申請に反対の立場を取っています。
裁判所は差し止め命令の審理を今後2日間にわたり行う予定で、委員会は来週、証拠担当者の氏名と委員会の活動範囲を議題とする会合を設定しているとされています。