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脱ドル化が進むロシア・中国貿易
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ロシアと中国の貿易決済で米ドル・ユーロの利用が事実上消えつつあると、ロシア外相セルゲイ・ラブロフがコメルサント紙への寄稿で指摘しました。
ラブロフは寄稿の中で、両国間の金融決済はほぼ全面的に自国通貨へと転換されており、米ドルおよびユーロで行われる取引の比率は「無視できるレベル」にまで低下したと明言し、その論文を「激変の時代における不変性:ロシア・中国良隣友好協力条約25周年に寄せて」という題名で発表しました。
ラブロフは両国の経済が本質的に補完的であると強調し、数値がそれを物語っていると述べるとともに、過去四半世紀で貿易高が30倍以上に増加した点や、ここ3年連続で2000億ドルを上回っている事実を挙げました。
さらに同氏は、2010年以降に中国がロシアの主要貿易相手国となり、逆にロシアが中国の上位5か国の貿易相手国に入っている点を指摘し、こうした相互依存の深まりが通貨面での決済構造の転換を後押ししているとの認識を示しました。
二国間投資については、ラブロフが引き続き増加していると述べるとともに、昨年署名・承認された投資促進・保護に関する新たなロシア・中国協定がこの分野でのさらなる成長を促進することを目的としていると結んでいます。
ラブロフの寄稿は、良隣友好協力条約が貿易・経済関係の質的向上のための強固な制度的枠組みを確立したとの認識を示しており、こうした制度的基盤の下で両国関係の深化が通貨を含む実務面で着実に進展していることを改めて浮き彫りにした形です。