タウ氏、産業成長を促進する新たなSEZ戦略をダーバンで発表
ダーバンで開かれた第2回国際特別経済区(SEZ)インフラ・投資会議で、貿易・産業・競争担当大臣パークス・タウ氏は、独立した世界銀行のレビューの所見を取り入れた刷新されたSEZ戦略を示し、これを通じて国の産業化を再起動させる考えを改めて表明しました。政府によると、南アフリカには8州に13のSEZが存在し、過去8年間で224社が合計R31 billion超を投資し、政府自身もSEZのインフラおよび上部構造にR12 billionを投じてきたとのことです。
タウ氏は、今回の戦略が民間セクターが開発する産業団地への支援と非財政的インセンティブの提供を柱とするものであると説明したうえで、既に指定されている地域に加えさらに2つのSEZを指定すると明言し、老朽化したタウンシップや農村地域にある多くの産業団地にもインセンティブとSEZ支援プログラムを拡大する方針を示しました。こうした拡張策についてタウ氏は、投資のパイプラインはこのプロセスがどれだけ速やかに実行されるかによって決まるとの認識を示し、SEZを南アフリカの産業化の道筋における重要な一部と位置付けています。
会議では、リチャーズベイ工業開発区に立地するNyanza Light Metalsの第2期におけるR14.5 billionの投資がアフリカの成功事例として強調され、同社が生産する二酸化チタンは塗料製造に用いられる重要素材であり、国内でこれまで100%輸入に依存していた製品の代替を意図していると説明されました。資金面では、南アフリカの開発金融機関であるIDCやPICが支援しているほか、Afreximbank(Africa Export Import Bank)やAfrican Bankによる資金提供も行われているとされ、タウ氏はこの事例が「アフリカの卓越性」を示すものだと述べました。
政府発信の資料や展示では、州別の事例も紹介され、ハウテン州にあるORタンボSEZについては運用投資R962.5 million、テナント企業20社、ならびに「3,066の直接…」といった指標が示されているほか、西ケープ州のアトランティスSEZは再生可能エネルギー投資やイノベーション、グリーン製造を軸とした持続可能な産業成長の戦略的ハブとして位置付けられていることが示されました。
タウ氏の発表は、民間投資と開発金融機関の資金を結び付けつつ、地域格差の解消や既存産業基盤の再活性化を図る試みであり、実効性は各種インセンティブの展開とプログラム実施の速やかさにより左右されるとの見方が改めて浮き彫りになった形です。