COSATU、African Bankの90支店閉鎖・1,200人削減案に強く反対
南アフリカ労働組合会議(COSATU)は、African Bankが提示した90支店閉鎖と1,200人の職削減を伴う再編案に対し強く反発し、国内はこれ以上失業者を増やす余裕がないと警告しました、同銀行が金融労組SASBOとの正式協議開始を発表したことを受けての表明であり、労使間の攻防が本格化する構図が浮かび上がっています。
同銀行側は再編の目的をコスト削減と業務効率の改善だと説明しており、COSATUはこれに対して労働者の雇用維持を最優先課題として、加盟組織であるSASBOを全面的に支援すると明言しました、正式協議は支店閉鎖と職員削減という具体的規模を伴うため、交渉の行方が地域社会の生計に直結する重大案件となっています。
COSATUの全国スポークスパーソン、ザネレ・サベラ氏は「要するに、我々の失業率が現在43.7%に達していることは皆分かっている、もう職を失うわけにはいかない」と述べ、さらに「平均すれば一つの職が約七人を支えているので、それを考えると1,200の職を失うことがどれほど壊滅的かが分かる、したがって、それを許すわけにはいかない」と強調しており、COSATUはSASBOに対してあらゆる支援を尽くすとの姿勢を示しました。
こうしたやり取りは、単なる企業再編の域を超えて、既に高止まりする失業率と地域経済の脆弱性を背景に、雇用と社会保障のあり方をめぐる国民的な議論を再燃させる可能性があり、今後の協議とその合意内容が南ア社会に与える影響は小さくないという見通しが強まっています。