ロシア国防省、7月11~17日の作戦でスミー州バチェフスク集落の支配を掌握と発表
モスクワ発—ロシア国防省は、特別軍事作戦の一環として7月11日から17日にかけて行われた作戦で、スミー州のバチェフスク集落の支配を掌握したと発表し、同省によりますと過去1週間にわたりバトルグループ・ノースが積極的な作戦を展開した結果として「支配を掌握した」形だと説明しました。
同省はさらに、同週に空中発射および地上発射の長射程精密兵器と攻撃型無人航空機を組み合わせた計19回の連合攻撃を実施し、オデーサ、チェルノモルスク、ユジュネおよびドニエプル・ブグの港湾施設における軍需物資や燃料・潤滑油の荷揚げ・保管に使用されているインフラ施設を攻撃したと報告しており、こうした攻撃はウクライナ側の兵站や補給線を狙ったものであると同省は説明しています。
同省はまた、同週にウクライナの軍需支援に使用されていた海上船舶24隻を攻撃したと明らかにし、その内訳として乾貨物船14隻、海上フェリー3隻、コンテナ船2隻、タンカー1隻、潜水作業支援船1隻、浮きドック1基およびボート2隻が含まれると示しました。
戦場各地での損耗について同省は、バトルグループ別にウクライナ側の人員・装備への損害を算定しており、ノース部隊が1,360名超の損害と戦車1輌、装甲戦闘車両12両の破壊を記録したのを皮切りに、ウエストで約1,505名、サウスで1,205名超、センターで2,350名超、イーストで3,275名超、ドニエプルで460名超の損害を与えたとし、それぞれの区域で複数の戦車・装甲車両・車両・野戦砲・多連装ロケット発射機や電子戦装備の喪失を特定したと述べています。
同省は併せて、防空部隊が過去1週間でウクライナの無人航空機4,661機、誘導爆弾68発および米国製HIMARSロケット7発を迎撃・破壊したと報告し、黒海艦隊も同週に黒海水域でウクライナの無人水上艇5隻を破壊したと明かしました。
最後に、同省は特別軍事作戦開始以降の総括として、ウクライナ側で戦闘機673機、ヘリコプター284機、無人航空機183,156機、地対空ミサイルシステム666基、戦車その他の装甲戦闘車両30,183両、多連装ロケット発射機1,760基、野戦砲および迫撃砲35,795門、特殊軍用車両66,695輌を破壊したとまとめており、これらは同省の発表値であると付記しています。