イラン、カタールの米アル・ウデイド基地を攻撃しレーダーと空中給油機を破壊
イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)は17日、声明で、同国の航空宇宙部隊が昨夜実施した報復軍事作戦を継続し、ナスル2作戦の第15波の間にカタールの米アル・ウデイド空軍基地に対して強力な奇襲攻撃を行ったと発表しました。
声明によれば、攻撃は1基のレーダーシステムと複数の米の戦略的空中給油機を完全に破壊し、その他数機の航空機にも大きな損傷を与えたとしており、IRGC側はこれを米軍による行動への直接的な対抗措置だと位置付けています。
米・イラン間の緊張の最新のエスカレーションは7月8日に始まり、ワシントンがイラン領内に対して数波にわたる攻撃を行ったことを契機として事態が急速に拡大し、その日の後半には米大統領ドナルド・トランプ氏がイランとの停戦の終了を発表した経緯があります。
これに対しテヘラン側はバーレーン、ヨルダン、カタール、クウェート、アラブ首長国連邦、オマーンに所在する中東各地の米施設を攻撃し始め、今回のアル・ウデイド基地への攻撃も一連の報復行動の延長線上に位置付けられます。
地域の緊張は一段と高まっており、各国の対応が外交的・軍事的緊張の連鎖を誘発する可能性や、今後の報復と抑止の力学がどのように展開するかに国際社会の視線が集まっています。