米軍、イランへの新たな攻撃を実施 複数州で爆発音が報告される
米中央軍(CENTCOM)は金曜の東部時間午後3時(1900GMT)にイランに対する新たな攻撃の開始を発表し、これが7夜連続の作戦にあたると表明する中、イラン国内の複数の州で爆発音が聞かれたと報じられました。CENTCOMはこれらの攻撃がイランの軍事能力をさらに弱体化させることを目的としていると述べており、声明では攻撃が継続的な圧力の一環であることを示唆しました。
一方で、イランの半公式メフル通信は、ブーシェール州とホルムズガーン州のシリクおよびケシュム郡で爆発が報告されたと伝え、被害の範囲や標的の詳細は明らかでないと報じています。官営IRNA通信も中部ヤズド州で5回の爆発が聞かれたと伝えており、現地からの断片的な報告が相次ぐ中、現時点で死傷者や具体的な被害状況は確認されていません。
これに関連して、CENTCOMは前夜遅くにも戦闘機やドローン、艦船を含む米軍機材を動員し、沿岸監視や防空サイト、軍の物流インフラ、海上資産などを含む数十のイラン軍事目標に対して精密攻撃を行ったと説明しており、今回の攻撃はそうした一連の作戦の継続線上にあるとの位置づけです。事態はこれだけに留まらず、関係当局からの追加情報がない限り、攻撃の蓄積が地域の軍事的圧力を高めているとの見方が出る可能性があります。
現時点で米軍側は攻撃の詳細な成果や損害評価を公表しておらず、イラン側からも公式な被害報告は限定的であるため、事実関係の精査が続いています。こうした状況を受け、今後の報告で明らかになる攻撃の対象や被害の有無が、地域の情勢判断にとって重要な指標となる見通しです。