パキスタン・中国の製薬協力がCPEC 2.0を産業面で前進させる協働の芽
イスラマバードで18日、2日間のパキスタン・中国保健投資会議が開幕し、両国の産業界が製薬・医療分野での協力強化に向けて一堂に会しました。
会議にはパキスタンの主要製薬・医療・バイオテクノロジー企業と中国の投資家、製造業者、技術提供者らが多数参加し、活発な意見交換とB2Bマッチメイキングが行われました。シャリーフ首相は、会期中に締結されたB2B合意がCPEC 2.0の高品質な発展を後押しすると位置付け、ワクチンや医薬品、命を守る医療製品の共同生産に向けた民間パートナーシップの促進に期待を示しました。
同首相はパキスタンの製薬部門が成長と投資の莫大な潜在力を有すると強調し、製造やワクチン生産、研究開発での両国投資家の協力が国内医療産業の底上げにつながると述べました。産業・生産担当特別補佐官のカーン氏は、会議が外国直接投資の誘致や技術移転、雇用創出に重要な役割を果たすと説明し、原料依存が約90パーセントに及ぶ現状を踏まえつつ、輸入依存の低減とサプライチェーンの強靭化を目指す方針を示しました。会合には200社を超えるパキスタン企業と多数の中国大手が参加し、議論は有効医薬品原料、バイオテクノロジーとワクチン、医療機器、ジェネリック薬と注射剤、臨床試験と研究、ならびにハーブ医薬と伝統中国医学の6分野に重点を置いたと報告されました。ジャン駐パキスタン中国大使は中国が経済・産業協力の強化にコミットしていると改めて表明し、中国企業の事業展開に対しパキスタンが安定した治安環境と有利なビジネス条件を提供することへの期待を示しました。
金曜から土曜にかけて行われるB2Bの一対一商談とマッチメイキングは、合弁事業や長期的な技術連携の芽を育てる場と位置付けられ、CPEC 2.0を経済・産業分野で具体化する方向に寄与する見通しです。