ヴェネティア鉱山の操業停止で1,200超の雇用が危機に
リンポポ州オールデイズのヴェネティア鉱山で、デビアスが操業を2年間停止すると発表し、現地の雇用と地域経済に深刻な影響が及ぶ見通しとなっています。
鉱山で働く労働者たちは決定にショックを受けていると語り、一部には解雇につながる可能性があるセクション189Aの通知が既に届いたと明かしており、こうした通知が地域社会に広がる不安を一層強めている状況です。
ヴェネティア鉱山は南アフリカのダイヤモンド生産の4割超を占め、デビアス所有の同鉱山には3,500人以上の契約労働者が従事している一方で、今回の操業停止により少なくとも1,200人以上の雇用が危機にさらされると伝えられています。
デビアスは決定の主な理由として原石ダイヤモンド価格の著しい下落を挙げ、市場環境の悪化が操業継続を困難にしていると説明しているものの、現場の従業員たちには生活基盤を失う恐れが強く広がっているのが実情です。
現場で14年間働いてきたというある労働者は、家族や地域全体がその仕事に依存していることを訴え、『解雇されたらどこへ行けばよいか分からない、ナニーも職を失う』と悲痛な胸の内を語り、個々の家庭に及ぶ影響の深刻さを浮き彫りにしました。
ヴェネティア鉱山の全国鉱山労働組合(NUM)は、従業員の雇用を守ることを第一の優先事項としてデビアスと協議を行う意向を示しており、NUMの議長Tshilidzi Sikhwivhuluは解雇通知に衝撃を受けたと述べつつ、組織として従業員の雇用確保に向けて支援を続ける考えを強調し、影響は地域社会全体に及ぶとの認識を示しました。
さらに、NUMのMasibulele Nakiは同社の対応を強く非難し、手続きの透明性と労働者保護の徹底を求める姿勢を鮮明にしており、今後の協議の行方が地域の暮らしに直結する重要な焦点となっています。
現地からの報告はNsuku Shiluvanaで、NUMとデビアスの協議が今後の焦点となる中、操業停止による波及的な影響が地域経済と雇用の行方を左右する見込みです。