【見出し】
Biovac拡張、アフリカ初のエンドツーエンド型ワクチン拠点で雇用創出に期待
【本文】
ケープタウンのBiovac工場で、アフリカ初となるエンドツーエンド型多価ワクチン製造拠点の拡張工事が起工され、雇用創出への期待が高まっています。
貿易・産業・競争担当大臣パークス・タウ氏はケープタウンのBiovac敷地で行われた起工式で挨拶し、今回の拡張は先月、Biovacが各国のステークホルダーから約18億ランドの資金調達パッケージを確保したことを受けて発表されたと説明しました。
こうした動きは、COVID-19パンデミックで露呈した供給のギャップを踏まえ、南アフリカおよびアフリカ大陸のワクチン生産における自立を前進させる狙いがあるということです。
タウ氏は「これは間違いなくハイエンドな雇用である」と強調し、研究者や化学者、ワクチンや医薬品の研究開発プロセスに参加するエンジニアといった高度人材が求められる点を指摘して、医薬品セクターを国の重要な重点分野として優先していると述べました。
タウ氏はまたツイッターで今回の拡張を「アフリカ大陸および世界へ輸出する初のエンドツーエンド型ワクチン施設となるだろう」と位置付け、南アフリカでハイエンドの雇用と高度な能力を創出していると発信しました。
Biovac側も拡張を協力関係の実践、南アフリカ国民への供給、革新的な産業の創出と雇用創出を目的とするものだと説明しており、こうした一連の動きは産業育成と経済成長への新たな一歩を示唆している形です。
今回のプロジェクトは資金調達の確保と高度人材の導入を通じて南ア経済の成長に寄与する見通しであり、政府が医薬品セクターを重点分野と位置付ける方針との整合性が改めて鮮明になったという認識が示されています。