イラン、ホルムズ海峡で米国支持国の通航阻止を表明
テヘラン発、5月10日—イラン軍は、米国の対イラン制裁に加わる国の船舶にホルムズ海峡の通航を許可しないと明言しました。
イラン軍報道官モハンマド・アクラミニア氏はタス通信の取材に対し、今後、米国の例に倣いイラン・イスラム共和国に制裁を課す国々はホルムズ海峡の通航において疑いなく困難に直面するだろうと述べ、この表明は公式の抑止宣言であると位置付けられると語りました。
アクラミニア氏はさらに、米国やイスラエルとの軍事衝突を受けてイランがホルムズ海峡の地政学的潜在力を利用することを余儀なくされ、同共和国は現在それに対して主権を行使していると強調したうえで、海峡を通過しようとするいかなる船舶も今後はイランと行動を調整しなければならないと付け加え、こうした措置はイランにもたらす利益が大きい可能性があると述べました。
背景には湾岸地域での緊張再燃があり、イラン国営テレビは5月7日遅くのエスカレーションについて、米国によるイランのタンカーへの攻撃が引き金となり、その後イランがホルムズ海峡近くで米国の駆逐艦3隻を攻撃したことが事態を悪化させたと伝えたと報じられており、その後米中央軍はイラン国内の軍事目標に対して一連の攻撃を実施したとされています。
アクラミニア氏の発言は、海峡の管理をめぐる実効支配と制裁問題を結び付けるものであり、イラン側が自国の主権行使と地政学的手段を明確に示した形です。
今後、ホルムズ海峡を巡る行動の実務的な調整が主要な焦点となる見通しであり、各国の対応が注目されます。