俳優出身のC・ジョセフ・ヴィジャイがタミル・ナードゥ州首相に宣誓就任
俳優出身でTamilaga Vettri Kazhagam(TVK)代表のC・ジョセフ・ヴィジャイが日曜日、ジャワハルラール・ネルー室内スタジアムで盛大な式典を経てタミル・ナードゥ州首相に宣誓就任し、州政治における歴史的な転換を改めて印象付けました。
式典ではラジェンドラ・ヴィシュワナート・アルレカル知事が就任の宣誓を執り行い、合わせて新たに選ばれた9人の閣僚評議会のメンバーも同時に宣誓したほか、ラーフル・ガンジーをはじめとする国家・地域の政治指導者や映画関係者、党員、数千人の支持者が出席する中で会場内外に厳重な警備態勢が敷かれました。
TVK率いる連合は234議席の州議会で合計120議席の支持を確保しており、政権を樹立するために必要な過半数118を上回ったものの単独過半数には届かず、ここ数日にわたり続いた激しい政治的交渉は、土曜夜にViduthalai Chiruthaigal Katchi(VCK)とIndian Union Muslim League(IUML)の支持表明を経て決着した形です。
それ以前にはインディアン・ナショナル・コングレス、インド共産党(CPI)、インド共産党(マルクス主義)(CPI-M)もTVKへの支持を表明しており、ヴィジャイは土曜夜にチェンナイのロク・バヴァンでアルレカル知事と面会して5党全ての支持書を提出し、知事はその後ヴィジャイを州首相指名者に任命して組閣を求め、議会での信任投票を5月13日までに行うよう指示しました。
こうした一連の動きは、約6年近く続いたドゥラヴィダ・ムネトラ・カザガム(DMK)とオール・インディア・アンナ・ドゥラヴィダ・ムネトラ・カザガム(AIADMK)による交互政権を終わらせ、新顔である俳優出身の指導者が幅広い連合を取りまとめて執政の座に就いたことを示唆しており、これに関連して今後は連立の安定性や各党間の政策調整が焦点となる見通しです。