インド、鉄道・半導体・AIを成長の三本柱に据え変革を加速と閣僚が強調
ニューデリーで開かれたCII年次ビジネスサミット2026の開会セッションで演説したアシュウィニ・ヴァイシュナウ閣僚は、世界的な混乱が続く局面においてもモディ首相の下で練られた政策と断固たる実行によりインドは状況を効果的に管理してきたと指摘し、今後の成長を牽引する三つの柱として鉄道、電子機器・半導体、人工知能を挙げました。
同氏は鉄道分野での前例のない規模の変革を強調し、鉄道への資本支出が数年前の約6万6千クロールから直近会計年度ではほぼ27万2千クロールへと拡大したことを示したうえで、これがプロジェクト実施や納品における文化的な変化と実行能力の向上を反映していると述べました。
さらに、約4万9千キロメートルに及ぶ鉄道線路の電化が進み、同閣僚はこの規模をドイツの鉄道網全体に相当すると説明し、貨車や機関車の生産も大幅に増加していることが輸送インフラの自己強化につながっていると指摘しました。
電子機器製造については国内各地に広がる新たな製造拠点の波が品質重視かつリーンな生産慣行を育んでおり、ヴァイシュナウはこれが技術的に進んだ自立したインドの基盤構築に寄与すると述べ、半導体を含むハイテク製造の重要性を強調しました。
人工知能に関しては、歴史上最も変革的な技術革命の一つと位置付け、AIが未曾有の速度で世界を再形成している現実を踏まえインドは明確かつ戦略的なアプローチを採るべきだと強調し、各セクターでの生産性や品質、生産効率の向上によって技術の恩恵を受ける国となることを促しました。
また、エネルギーの大きな輸入依存を抱える現状と経済の回復力を支える外貨準備の重要性に言及し、国民と産業界に対して外貨流出を招く支出の抑制と外貨獲得の努力を増やすよう求めるとともに、地政学的不確実性や継続する紛争を背景に首相の国民への呼びかけが一層重要になっているとの認識を示しました。
ヴァイシュナウは結びに、インドの焦点は依然として品質、コスト競争力、プロセス効率に堅く置かれており、これらがViksit Bharatに向かう道の重要な柱であると述べ、国民と産業界への協力を改めて呼びかけました。 (IANS)