国内市場の統一へ、SAMRが地方保護主義撲滅の全国キャンペーンを始動
北京発―国家市場監督管理総局(SAMR)は、国内市場の統一と公正な競争の確保を掲げ、5月から12月にかけて全国規模のキャンペーンを開始しました。
王世中氏は、同キャンペーンが公正な市場参入を妨げる障害、企業の自主的運営を阻む慣行、そして物品の自由な流通を制限する問題に焦点を当てると説明しました。
これに対応するため、SAMRは法執行を強化し、検査や抜き打ち点検を通じて市場競争への不適切な行政介入を厳格に抑え込む方針だと同氏は明らかにしました。
また、地方ごとに異なる基準の廃止や簡素化にも取り組むと王氏は述べ、こうした措置により2026年末までに基準に起因する潜在的な市場分断や地方保護主義の基本的解消を目指すと付け加えました。
地方保護主義や行政的独占は長年にわたり複雑な性格を帯びているため、今年のキャンペーンは過去の取り組みを踏まえつつさらに強化されるとの認識を示しました。
公正な市場競争の維持は中国の第15次五カ年計画(2026〜2030年)で強調されている主要課題であり、同綱要は市場規制の改善や基準の統一、監督能力の強化を求めていると報告されています。
こうした枠組みは、高品質で公正な価格設定と健全な競争を特徴とする市場秩序の育成を目指すもので、SAMRの今回の全国キャンペーンはその実行に向けた重要な一歩という位置づけです。