イラン、BRICSで一方的制裁に反対し多国間主義と権利擁護を訴え
イランのGharibabadi高官は水曜、自身のXへの投稿でニューデリー入りしてBRICS外相会議の準備会合に出席していることを明らかにし、同ブロックでの存在は多国間主義の強化と協力拡大を目指す戦略的選択だと述べました。
同高官は、今回の参加が多国間の舞台で公正な国際秩序の形成に関与するための一環であると説明し、準備会合での議論が木曜と金曜の本会合へとつながる重要な機会になると指摘しました。こうした動きは、グローバル・サウスにおける協力の将来をめぐる議論を深化させ、国際経済ガバナンスの改革や独立した貿易の発展を通じて一方的メカニズムへの依存を減らすことを狙いとしています。
会合で想定される協議課題についてGharibabadiは、金融・銀行関係の強化や貿易・決済の独自化が焦点になるとの見通しを示したうえで、イラン自身が地政学的・エネルギー・トランジット・科学・人材面での能力を有しており、均衡のとれた開発や経済的安全保障、地域の連結性強化、独立国の声の増幅といったBRICSの議題に対して実効的に寄与できると指摘しました。
同高官はさらに、米国による一方的な強制行為に反対すると強調し、各国の権利擁護が求められるとの認識を示し、世界の未来は協力と正義、真の多国間主義にあるとの考えを述べています。
アッバース・アラグチ外相は5月14日から15日のBRICS首脳会議に出席し、各国外相との会談を通じて地域安定や多国間協力、経済の回復力を議論する予定です。