スペイン、米国の「イランへの一方的軍事行動」参加を拒否—基地使用断固否認
アルバレス外相は26日、米国がイランへの一方的な軍事行動のためにスペイン領内の空軍基地を使用することは認められないと明言し、ワシントンからの圧力があっても原則を放棄しない考えを示しました。
モロンとロタの両空軍基地を米軍機の使用に供することをスペイン政府が拒否したことを受け、マドリードとワシントンの関係は急速に緊張を高めました。米側は貿易制裁や部隊撤収、さらにはNATOからの一時的な除名を示唆したと報じられており、アルバレス氏は市民の安全を守るために原則を堅持すると述べました。
アルバレス氏は、基地使用は国際法と国連憲章の順守を明確に求める二国間協定によって規定されていると指摘し、協定に基づく対応を改めて主張しました。彼は『これは一方的な戦争だ』と断じ、NATOの同盟国の誰も相談や通知を受けていない点を強く問題視したと述べています。ホワイトハウス報道官アンナ・ケリーはポリティコに対し、トランプ氏がNATOやほかの同盟国に対して公然と苛立ちを示していると語っており、外交的摩擦が表面化している状況が浮き彫りになりました。加えてアルバレス氏は、スペインの立場が欧州連合内でますます共有されつつあると主張し、『欧州の主権と独立の時だ』と強調しました。
欧州内で立場の共有が進む中、今回の対立は外交的軋轢を拡大させ、緊張が長期化する見通しです。