ブラジル、EU基準への適合を約束 ブリュッセルで肉の輸入要求めぐり初会合
農務大臣のアンドレ・デ・パウラ氏は、ブラジルの欧州連合駐在大使ペドロ・ミゲル・ダ・コスタ・イ・シルバが13日、水曜日にブリュッセルでEUの衛生当局DG SANTEとブラジル産肉の輸入基準を巡る初会合を行ったと明らかにし、ブラジル政府と民間部門が欧州側の要求に適合するために必要な措置を講じると述べました。
同氏は、会合ではいくつかの点がまだ初期段階にあると指摘され、まずは引き続き重要な協議を重ねることで事態の全容がより明確になるとの認識が共有されたと説明しました。なお、この説明は、ブラジルがEU向けの人間消費用動物性製品の輸出許可国リストから除外されたことを知らされた翌日に行われたもので、EUは当該措置を9月3日発効とする予定であるとしています。
欧州連合側は、畜産における抗菌薬の使用管理に関して十分な保証が提示されていないと判断しており、その結果としてブラジル産の肉にとどまらず卵や魚、食用の生きた動物などについても欧州市場への流入が停止される可能性があると指摘しています。
デ・パウラ氏はブラジリアで開催されたブラジルとうもろこし・ソルガム生産者協会(Abramilho)の会合で、DG SANTEが各製品を個別に評価することを約束したとの前向きな合図があったと述べ、動物性たんぱく質に関する問題はチェーンごとに分析されると説明した一方で、自国は牛に関する交渉プロセスにあったところ突然リストから除外され、その範囲が鶏、卵、蜂蜜、魚に及ぶと発表されたことに驚いたとも語りました。
ブラジル政府は4月に一部の抗菌薬を生産性向上剤としての使用を禁じる政令を公布しているものの、EUは依然として追加の保証が欠けていると評価しており、デ・パウラ氏はブラジル政府と民間が連携してこれらの要求に対応していく姿勢を改めて示しました。今後も駐在大使や関係当局による協議が継続される見通しで、9月3日の措置発効を前に交渉の行方が注目されます。