ロシアとウクライナ、1千対1千の捕虜交換に向け名簿の最終調整を進行
モスクワ発—ロシアとウクライナは5月、1千対1千規模の捕虜交換に向け名簿の最終調整を進めているとクレムリンが明らかにしました。
クレムリン報道官ドミトリー・ペスコフは14日、記者団に対し、名簿の調整作業が進められており、過程で最も困難な部分であると述べ、各当局の照合が続く中で非常に速いペースで進行していると強調しました。
これより前、クレムリン補佐官ユーリー・ウシャコフは、ロシアがドナルド・トランプ米大統領の提起した5月9日から11日にかけての停戦イニシアチブに同意し、その期間にキエフ側と1,000対1,000の捕虜交換を行うことで合意したと明らかにしました。
ウシャコフは、ロシアとウクライナの関係機関が捕虜の名簿作成に積極的に取り組んでおり、合意に達すれば交換が速やかに始まると指摘し、名簿の最終的な照合作業が実施の可否を左右すると述べました。
一方、5月11日にはウラジーミル・ゼレンスキー大統領が、ウクライナ側がロシアと交換するウクライナ人捕虜の名簿を米国に提供したと指摘しており、関係各国での照合と調整が並行して進められていることが示されています。
名簿調整という最も困難な局面を乗り越えられるかどうかが、当初想定された停戦期間中の1,000対1,000という大規模な交換を実現する鍵になる見通しです。