ホーム イラン イラン外相、BRICS会合でUAEを「対イラン侵略の積極的協力者」と非難 基地提供など指摘

イラン外相、BRICS会合でUAEを「対イラン侵略の積極的協力者」と非難 基地提供など指摘

イラン外相、BRICS会合でUAEを「対イラン侵略の積極的協力者」と非難 基地提供など指摘

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

ニューデリーのBRICS外相会合で、イランのアラグチ外相がUAEを「対イラン侵略の積極的協力者」と公然と断じた。侵攻初日の学校攻撃への沈黙や米・イスラエルへの基地・施設提供など具体的な関与を列挙して非難し、場内に緊張を走らせた。国際会議の公的舞台で突きつけられた疑念は、地域の均衡をどう揺るがすのか――この動きが意味するものとは。

アラグチ外相、BRICS外相会合でUAEを「対イラン侵略の積極的協力者」と断じる

5月14日、ニューデリーで開かれたBRICS加盟国外相会合の場で、イランのアラグチ外相は、アラブ首長国連邦(UAE)を対イラン侵略に積極的に関与した協力者として厳しく非難しました。

同外相は、今回のスピーチに際して地域の結束を損なわないようあえてUAEの名を初めから挙げなかったと説明したうえで、出席者の前で具体的な関与の実態を改めて指摘した形です。会合の公的場での表明に先立ち、アラグチ氏はUAE代表が提起した根拠のない申し立てに応じる形で発言を行い、外交的配慮を示しつつも事実関係を一つ一つ挙げて非難しました。

同氏は、アブダビが侵略開始時にそれを非難することを拒み、侵攻初日に南部ミナブで発生し170人以上の無実の生徒が命を落とした残虐な学校攻撃をさえ非難しなかったと指摘したうえで、UAEはその後も単に沈黙しただけでなく、米国・イスラエル両政権に対して軍事基地や空域、領土、各種施設の提供を行い、対イラン作戦に向けた諜報やその他の支援を幅広く与えたことで積極的な役割を果たしたと断じました。さらにアラグチ氏は、前日にネタニヤフ氏が戦時中のUAEを訪れていた事実を挙げ、こうした交流がUAEの参加を示唆するものだと述べ、侵略におけるUAEの協力に疑いの余地はないとの認識を示しました。

一方でアラグチ氏は、イランはUAE自体を攻撃したのではなく、UAE領内に存在する米軍基地や施設、米軍とその防衛システムを標的にしたに過ぎないと強調し、攻撃が行われたのは侵攻の翌日であり、報道されているような短時間での反撃ではなかったと指摘しました。こうした経緯を踏まえ、同外相はイランは攻撃を受ければ自己防衛権を行使するほか選択肢はなく、隣国であり友好的であるはずのUAEが米国・イスラエル側に立つ決断をしたことは遺憾であると述べ、UAEに対し対イラン政策の見直しを強く促しました。

アラグチ氏は会合で、参加国が公正な立場を採るのであれば、米国とイスラエル、そしてUAEによる対イラン侵略を非難すべきだとの見解を改めて求めると締めくくりました。

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年5月14日
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