イラン代表団、カラチとグワーダル訪問で港湾協力拡大と100億ドル貿易目標に合意
イランのチャバハール自由区から派遣された代表団は、カラチとグワーダルの双方を訪問し、港湾協力の拡大と両国間の貿易規模を100億ドルへ引き上げる目標で合意しました。
チャバハール自由区から派遣された代表団はカラチでパキスタン当局者と協議したのち、グワーダルへ移動して港湾や輸送、物流を巡る詳細な意見交換を行い、そうした協議を経てチャバハール自由区とグワーダル港湾当局との間で了解覚書(MoU)が署名された形です。
協議の中では、両側が港湾、輸送、物流に加えて物々交換に基づく貿易分野での協力強化を明確に打ち出し、特に戦略的な調整と技術的な貿易障壁の撤廃を進めることによって数年以内に貿易額を100億ドルへ引き上げる道筋を描くことで一致したとされています。こうした合意に伴い、イランの国境州とパキスタンのシンド州間の協力も拡大することで両国が合意したということです。
パキスタン商工会議所連盟(FPCCI)の副会長ナシール・カーン氏は、戦略的な調整と技術的な貿易障壁の撤廃により、数年以内に両国間の貿易で100億ドルを達成することは十分に実現可能であるとの認識を示しました。
今回の合意は、域内の物流連携を強化し両国関係の一段の深化につながる可能性が高く、今後の具体的な運用や手続きの詰めが注目されます。