エスコム、4月以降ディーゼルにR469.24百万支出 IPP依存で高コスト化が浮上
エスコムは2026年4月1日以降、少なくともR469.24百万ランドをディーゼル燃料に支出し、同期間の約5週間で55,000 MWh超を発電したと報告しており、国の送電網が安定しているとするこれまでの報告と食い違う状況が浮かび上がりました。
同社の最新データによれば、ディーゼル燃焼による需要の80%超を独立系発電事業者(IPP)が賄っており、荒天に見舞われた各地の事情を踏まえても、実際の支出と供給構造に注目が集まっています。
エスコムが報告したディーゼル発電のコストは石炭発電の約10倍に相当するとされ、こうした高コスト化については2月に議会議員から懸念が指摘されており、燃料費の急増が経営に与える影響を改めて鮮明にした形です。
クゴシェンショ・ラモクゴパ電力大臣は議会への回答で、2026年3月のディーゼル発電の使用はIPPの開放式ガスタービン(OCGT)に関する契約上、同日をもって終了する6か月間に最低稼働率1%という義務を満たす必要があったことに起因すると述べ、OCGTは日々変動する電力需要の中で系統を安定させる最も柔軟な緊急電源であると説明しました。
大臣はまた、エスコムがIPPと結んでいる最低燃料消費義務の契約を解除することは『解除費用は膨大になる』と指摘し、これらの発電所は用いられない時には歓迎されないが、システムが逼迫した際には保険のように不可欠であるとの認識を示しました。
こうした動きは、送電網の外見上の安定と裏腹に高額な代替電源費用が継続的に発生している現実を示唆しており、今後もIPP運用と契約条件が電力供給の実態およびエスコムの財務に与える影響が注視されることになりそうです。