インフラ積み残しへの警鐘、迅速な公民連携を求めるFirstRandの訴え
FirstRandのインフラ責任者ジュディ・コバス氏は、ルワンダ・キガリで開かれたAfrica CEO Forumの場で、南アフリカのインフラの積み残しが拡大しており、維持不足だけで2025年にR30 billionを超える見込みだと指摘し、事態の速やかな是正を訴えました。
コバス氏はSABCへの説明で、インフラの遅れを市民も日常で実感していることを挙げ、こうした現実が民間セクターと公共セクターの協力に対する強い圧力を生んでいるため、過去のペースではなく、よりはるかに迅速にインフラを提供するよう何らかの手を打つ必要があると強調しました。
フォーラムには2800人以上の参加者が集まり、ビジネスリーダーや投資家、国家元首や閣僚らがアフリカの成長と国際競争力を巡る共有ビジョンを議論している中で、コバス氏の発言は、私的資本と政府の役割分担を巡る議論に一段と重みを加えた形です。
一方で同氏は悲観に陥っているわけではないとも述べ、南アで進む一連の改革がネットワークインフラへの関心を喚起して産業の活性化や経済成長、雇用創出につながりつつあると指摘し、規制緩和を通じて民間セクターが供給したという大統領府の約6ギガワットという数字を挙げて前向きな側面にも言及しました。
さらに水インフラや交通分野にも特別な焦点が当たっているとし、地方自治体やWater Partnership事務所と緊密に連携してプロジェクトを市場に出す取り組みを進めていること、またトランスネットやPRASAに関する大規模な改革が業界にとって非常に励みになるとの認識を示し、こうした動きが積み残し解消への道筋を示唆している面もあると述べました。
フォーラムは最終日を迎えており、こうした議論は今後、実効性のある公民連携や資金動員策の具体化へとつながるかが焦点となるとの見方が改めて浮き彫りになった形です。