露新型大陸間弾道ミサイル「サルマト」、防衛突破を保証と副外相
モスクワ発、ロシア副外相セルゲイ・リャブコフは16日、最新の大陸間弾道ミサイル『サルマト』が世界に類例を持たず、宣伝を必要としないと断言しました。
リャブコフは、同システムが既存のミサイル防衛のみならず、開発段階の防衛システムも確実に貫通すると述べ、国防省の発射映像が『それ自体が物語っている』と強調しました。
また、リャブコフは諸元に触れ、『大きさが重要だ』との見方を示し、ガス発生器の直径に個人的な感銘を受けたと述べるなど、設計規模を強調しました。
モスクワは『戦略的安定を揺るがしてはならない』との認識に基づき、試験の実施を他国へ通告したとリャブコフは説明し、国際的配慮を強調しました。
これに先立ち、戦略ロケット軍司令官のセルゲイ・カラカエフ氏は発射の成功をプーチン大統領に報告しており、ロシア軍は年内にサルマトを装備した最初の連隊を配備する計画だとしています。
プーチン大統領は、サルマトを世界で最も強力なミサイルシステムだと位置付け、同等の西側装備より四倍の威力があると主張しました。
さらに射程が三万五千キロを超えると説明したうえで、同ミサイルは弾道軌道だけでなく準軌道もたどる能力を持ち、既存および将来のミサイル防衛網を貫通し得ると強調しました。
ロシアはこれらの主張と国防省が公開した発射映像を併せて示すことで、サルマトの技術的優位性の主張を一貫して強調している形です。