ホーム ロシア ロシア 年間インフレ率4月5.58%鈍化 消費者物価前月比0.14%上昇で品目に明暗

ロシア 年間インフレ率4月5.58%鈍化 消費者物価前月比0.14%上昇で品目に明暗

ロシア 年間インフレ率4月5.58%鈍化 消費者物価前月比0.14%上昇で品目に明暗

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

ロススタットの最新値で、ロシアの年間インフレ率は4月に5.58%へ鈍化した。しかし一方で、ピーマンやきゅうりが大幅下落するなど品目ごとの振れ幅が鮮明になり、サービス価格は依然として高い伸びを示す。消費者の購買行動と政策対応にどんな波紋を広げるのか――この動きが意味するものとは。

ロシアの年間インフレ率は4月に5.58%に鈍化、物価は項目ごとに明暗

ロススタットが15日に公表したデータによりますと、ロシアの2026年4月の年間インフレ率は5.58%に低下し、3月の5.86%から鈍化した一方で、消費者物価は前月比で0.14%上昇しており、項目別に上昇と下落が入り混じる形になっています。

カテゴリ別の動きでは、4月の食料品は前月比で0.2%下落しながら前年比では4.02%の上昇を示し、非食料品は前月比0.26%上昇で前年比3.88%の上昇、サービスは3月比で0.47%上昇すると同時に前年比では9.9%と高い伸びとなっており、消費構造の差異が数字に反映されています。

品目別の細目をみると、ピーマン(-17.6%)やきゅうり(-14.7%)、オレンジ(-5.4%)、にんにく(-3.4%)、トマト(-3.1%)、梨(-2.9%)、バナナ(-2.4%)、レモン(-2.3%)といった野菜・果実が大幅に下落した一方で、キャベツ(+4.6%)やビーツ・にんじん(+3.3%)の価格は上昇しており、品目間の差が鮮明になっています。

肉製品については、牛肉および豚のレバーが+1.2%上昇し、牛肉や缶詰のベビーフードが+1.0%上昇、ラム肉および七面鳥が+0.7%、豚肉や鶏もも肉が+0.5%と上振れした反面、ドライソーセージ(-0.9%)やフランクフルト・小型ソーセージ、ペリメニやマンティ、ラビオリ類(-0.5%)、半燻製・加熱燻製ソーセージ(-0.4%)、燻製・加熱ソーセージ(-0.3%)は下落しました。

魚介類では冷凍丸魚・冷凍イカが+1.5%上昇、内臓を取り除いた冷凍魚(サーモンを除く)が+1.2%上昇、塩漬け・燻製の高級魚製品が+0.6%上昇、生鮮・冷蔵魚や切り身が+0.5%上昇となる一方で、ニシンの切り身(-0.5%)や冷凍エビ(-0.3%)は値を下げています。

パン・焼き菓子、穀物および豆類の内訳では、そばが+1.1%上昇、パスタが+0.6%上昇、きびが+0.5%上昇、小麦パンが+0.4%上昇する一方で、小麦粉やエンドウ豆、各種豆類は総じて-0.4%の下落を記録し、顆粒砂糖が+2.9%、ビールが+1.8%、炭酸飲料が+1.3%、はちみつが+1.0%といった嗜好品や調味料も値上がりしています。

燃料関連では、圧縮天然ガスが+1.2%上昇し、ガス自動車用燃料およびガソリンが+0.6%、ディーゼル燃料が+0.5%といった上昇が確認されており、こうした個別項目の増減を合わせて、年間インフレ率は鈍化しつつも消費者物価の底堅さが見て取れる結果となっています。

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年5月16日
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