イラン副外相、AALCO事務総長と会談し国際法分野での協力強化を表明
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イラン副外相のガリババディ氏は、AALCO(アジア・アフリカ法域機関)事務総長と会談し、国際法分野での協力強化と共同の法的イニシアティブ実施の意向を改めて示しました。
会談でガリババディ氏は、AALCOがイランにとって重要であり、アジア・アフリカ諸国の国際舞台における法的発言力を高める上で重要な役割を果たしていると指摘したうえで、国際法が武力の行使や一方的な強制措置、二重基準、多国間主義の弱体化、さらには一方的な見解の押し付けといった課題に直面している現状を挙げ、こうした状況を踏まえてAALCOの役割は国家の主権的平等や発展の権利、紛争の平和的解決、すべての国の公正な参加を擁護するうえで不可欠だとの認識を示しました。
ガリババディ氏はさらに、イラン・イスラム共和国が国際法の発展と成文化への貢献、一方的な強制措置への対抗、多国間主義の支持、加盟国の法的能力強化といった具体的課題でAALCOとより積極的に協力する用意があることを表明し、AALCOが国際法において独立的かつ均衡の取れた公正なアプローチを形成する重要なプラットフォームの一つになり得るとの見解を示しました。
これに対し、AALCO事務総長のピニットプヴァドル氏は、AALCOのプログラムと活動に対するイランの支援に謝意を表明したうえで、創立70周年を迎える今年に計画する各種プログラムの概要を紹介し、イランと共同の法的イニシアティブや行事を開催する用意があることを改めて表明しました。
双方は、意見交換を経て改めて協力強化の姿勢を確認した形で、今後は共同イニシアティブを通じて加盟国の法的能力向上と多国間主義の回復に向けた実務的な協力を進める方針です。