モスクワと周辺で大規模ドローン攻撃、3人死亡・17人負傷
モスクワとその周辺で17日夜、ウクライナ起源とされる多数のドローンによる攻撃が相次ぎ、現地は緊迫した状況に陥りました。
ロシア国防省の防空当局は昨夜、モスクワに向かっていた機体を撃墜したとされ、市長のセルゲイ・ソビャーニン氏は過去24時間で120機以上のドローンが迎撃されたとの認識を示しました。TASSのまとめによると、モスクワ州内では3人が死亡し、さらに5人が負傷、モスクワ市内でも12人以上の負傷者が報告されており、被害は市域と域外に広がっています。
被害の内訳では、ミティシチ市のポゴレルキ村でドローンの破片が建設中の家屋に直撃し、作業に当たっていた男性2人が死亡した一方で、近隣の住宅にも破片が飛散して損傷が出たものの、その他に死傷者は確認されていないとされています。こうした被害に加え、ヒムキの民家にドローンが直撃して女性が死亡し、別の1人ががれきの下に取り残される事態となったほか、プティルコヴォの高層ビルでは数戸のアパートが損傷したものの死傷者は出ていないとの報告もあります。
また、イストラの町では4人が負傷し、デドフスクでは集合住宅が、アグロゴロドクの集落では民家6軒がドローンの影響で損傷を受け、ナロ=フォミンスク地区では落下した破片が民家に引火して火災が発生したものの、こちらは幸い死傷者は出ていないとされています。加えて、モスクワ製油所の入口付近でも建設作業員が負傷したとの報告がある一方で、施設の操業に影響はないとされ、インフラへの直接的な停止には至っていません。
現場では救助隊が活動を続けており、救急隊員や警察官、行政職員らが被災地で捜索・初期対応に当たっているとTASSは伝えています。各地の被害状況や負傷者の詳報については続報が待たれます。