ペトロブラス、サンパウロ州に2030年までに370億レアル投資
国営石油大手ペトロブラスは18日、サンパウロ州に2030年までに総額370億レアルを投じる計画を発表し、州内で大規模な設備投資と雇用創出を軸にした成長戦略を打ち出しました。
発表はこの午後、ルラ大統領が州内のパウリーニア製油所を訪問する際に行われる予定であり、同社は発表に合わせて精製とバイオ精製、物流、探査・生産、脱炭素化並びに持続可能なエネルギーの発電といった複数の分野へ資金を振り向けるとしています。
この投資のうち約60億レアルは、国内需要の30%超を賄う同社最大の製油所レプラン(Replan)への投資に充てられる見込みで、拡張計画は操業の強化に伴い約3万8千の雇用を創出するとしており、地域経済への波及効果が期待されています。
同日、ルラ大統領はカンピーナスで粒子加速器「シリウス」の新たな4本のラインの落成式に出席し、この機器が「スーパ顕微鏡」として原子スケールの構造解析を可能にすることから、保健・医療、エネルギー、農業、気候、ナノテクノロジー分野の研究能力を一段と拡大する狙いがあると説明しました。
またカンピーナスでは、国家的ラディカル保健イノベーションプログラムの基礎石の除幕式にルラ大統領が参加したほか、火曜日にはサンパウロで配車アプリ事業者やタクシー運転手を対象とする新たなクレジット枠「Move Aplicativos」を発表する予定であり、この枠は車両融資や整備、運転資金に対して特別条件を提供するものだとしています。