G7会合で焦点となるブラジルの重要鉱物と戦争の影響
パリで開かれるG7の財務相会合で、ブラジルのドゥリガン財務相は、イランでの戦争が及ぼす影響と投資誘致、そして重要鉱物の工業化を主要議題として取り上げる方針を示しました。
ドゥリガン氏は今月18日午前、国際課税に関する会合を終えた場で述べたもので、6月の首脳会合に先立つ財務相レベルの討議に臨むためパリ入りしており、戦争の経済的影響と国内産業の競争力強化という二つの課題を並行して訴える形です。
とりわけ重要鉱物を巡っては、同氏はブラジルが単なる原料の輸出国にとどまらないよう、工業化を促進する方向で議論を主導する考えを示し、下院が同分野の規制枠組みを承認したことを踏まえ、国内での加工や付加価値創出を進める意向を明らかにしました。
その具体論としてドゥリガン氏は、国内投資の促進と法的安定性の提供が不可欠だと指摘し、迅速で安全な手続きを保証するとともに、業界との大きな合意のもとで司法化を回避する新たな枠組みの必要性を強調しました。
一方で、イラン情勢を巡る戦争の影響については、燃料価格の高騰抑制を図る各国の措置を注視しており、こうした事態を受けて最良の対応策を採るために情報交換が重要だとの認識を示し、グローバルな議論の必要性を改めて訴えました。
最後に同氏は、火曜日に予定される他国の財務相や中央銀行総裁との会合でも、ブラジルへの投資誘致が主要議題となることを予告し、民間投資と長期の持続可能なプロジェクトへの資本を呼び込むために創設されたプログラム『Eco Invest』を提示する予定であるとしました。