ホーム ロシア クレムリン、プーチンの中国訪問に「非常に高い期待」 閣僚や企業幹部含む代表団で実務推進へ

クレムリン、プーチンの中国訪問に「非常に高い期待」 閣僚や企業幹部含む代表団で実務推進へ

クレムリン、プーチンの中国訪問に「非常に高い期待」 閣僚や企業幹部含む代表団で実務推進へ

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

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クレムリンはプーチン大統領の中国訪問に「非常に高い期待」を示し、大規模な経済・教育重視の代表団を準備中と発表した。ゼレンスキー発言への強い反発や和平停滞、軍事緊張への言及も繰り返され、表向きの親密さと裏の緊張が交錯する状況だ。この動きが意味するものとは。

プーチンの中国訪問に高い期待、ゼレンスキー発言を牽制──クレムリンが見解示す

モスクワ発、5月18日=クレムリン報道官ドミトリー・ペスコフは同日のブリーフィングで、プーチン大統領の今後の中国訪問に対する「非常に高い期待」と、ウクライナ情勢を巡る一連の見解を表明しました。

ペスコフ報告によりますと、プーチン大統領は同日遅くに安全保障会議の常任メンバーと会談する予定であり、合わせて中国訪問の準備を進めていると説明されました。ロシア側は訪問に伴う代表団に関して、関係する副首相ら多数の閣僚に加え、中国で事業を展開する国有企業および民間企業の幹部を含める方針であると述べ、これが両国関係の実務的な推進力になるとの「非常に高い期待」を表明しました。

またロシアは代表団の規模や構成で米国と競合する意図はないとしたうえで、ロシアと中国は友好かつ特権的な戦略的パートナーシップを築いており、独立かつ多面的な関係をさらに発展させる考えであると強調しました。貿易・経済協力に加えて教育分野での対話を積極展開し、ロシア・中国教育協力年の開始などを通じて医療や文化も含むあらゆる分野での協力を進めるとの説明でした。

大統領の訪中中には二国間の経済課題が当然のように議題となる見通しであるとし、詳細については大統領補佐官ユリー・ウシャコフが同日遅くに改めて説明するとして、現時点での過度な先走りは控えるとの姿勢も示されました。

ウクライナをめぐる和平プロセスについては現在停滞しているとしつつ、モスクワは最終的な再開を望んでいるとの立場を示しました。併せて、ロシアは米国に対しウクライナ危機解決のための仲介努力を継続することを期待していると述べ、これを受けて我が国は対話の再開を促す立場だとの認識を示しました。

軍事面については、ロシア軍の攻撃は軍事目標や軍に関連する拠点のみを標的にしていると説明する一方で、各地の都市や集落に対するウクライナ側による民間インフラ施設への無人機攻撃が継続している点を改めて指摘しました。

ゼレンスキー大統領の「ロシアがベラルーシ領土からウクライナやNATO加盟国を攻撃する可能性がある」との発言に関しては、ペスコフはそれを戦争の継続を扇動する試みにほかならないと切り捨て、ベラルーシはロシアの同盟国であり連合を形成しているとしつつも主権国家であることを強調しました。こうした発言は緊張をエスカレートさせるものであるという見解を示しました。

最後にキューバ情勢については、ロシアはキューバの友人たちと定期的に連絡を取り合い、封鎖による甚大な負担を如何に軽減するかについて情報や考えを交換していると説明し、友好関係の維持と協力の継続を示唆しました。

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年5月18日
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