サウスディープ鉱山で賃金交渉が激化、組合は財務開示を強く要求
ゴールドフィールズのサウスディープ鉱山で今週、労使間の賃金交渉が本格化し、NUMとUASAが経営側の建設的関与の欠如を非難する中、現場の緊張は一段と高まっています。
組合側は最低賃金の労働者に対する11%の賃上げと職人・職員に対する9.5%の引き上げを要求しているのに対し、ゴールドフィールズはそれぞれ7%と5.7%を提示しており、提示幅の差が交渉の焦点となっています。
NUMの首席交渉人であるNtshane Monaheng氏は、金価格の上昇を背景に同社には支払余力があると指摘し、幹部に数百万ランド規模の報酬を支給している一方で従業員にはボーナスの形で還元していない点を批判しました。
こうした指摘を受けて、当事者らは同社の最新の監査済み財務諸表の全面的な開示を求めることで合意しており、組合側は透明化によって支払可能性の程度が明らかになり、当面の行き詰まりを打開する手掛かりになると期待を示しています。
まずは財務情報の開示を巡る交渉が今後の行方を左右する見通しであり、当面は開示の範囲と内容を巡る協議が焦点になるとの構図です。