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ロシア、核戦力大規模演習を実施 ベラルーシで共同運用確認

ロシア、核戦力大規模演習を実施 ベラルーシで共同運用確認

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

ロシアが5月19日から全国規模で実弾を含む核戦力演習を始め、6万4千人超と200基超のミサイル発射機など前例級の動員が公表された。さらにベラルーシ領内での核兵器の共同準備・運用が実践されるとされ、地域の緊張感が一段と高まっている。各国の関心が集中する中、この動きが意味するものとは。

ロシア、核戦力大規模演習を実施――ベラルーシとの共同運用も確認

ロシア国防省は5月19日から21日にかけて、外的な侵略の脅威を想定して核戦力の準備と運用を実地で訓練する大規模演習を実施していると発表しました、演習期間中は全国の複数演習場で実弾を含む機動や試験が行われるということです。

国防省によれば、演習には総計で6万4,000人以上の人員と7,800台を超える武器・軍事および特殊装備が動員され、そのうちミサイル発射機200基以上、航空機140機超、水上艦73隻、潜水艦13隻が含まれており、特に戦略ミサイル搭載の潜水艦巡洋艦が8隻含まれるとしています、こうした大規模動員は、核戦力全体の連携と即応力を点検する狙いを示しています。

演習には戦略ロケット軍、北方艦隊および太平洋艦隊、長距離航空軍指揮部に加え、レニングラード軍管区と中央軍管区の一部部隊が動員されており、国防省はこれら部隊を通じて指揮・運用参謀の職務遂行能力を磨き、潜在的な敵に対する抑止措置の準備と実施の過程で下位部隊の指揮統制を組織することを目的に掲げています。

また、演習は軍指揮所や動員部隊の備えの水準を点検し、指揮統制や相互運用性、包括的な後方支援を実践することで部隊が課せられた任務を遂行する能力を評価することを目指しており、併せてロシア各地の演習場で弾道ミサイルおよび巡航ミサイルの試験発射を実施する計画になっていると国防省は説明しました。

加えて、国防省は演習の一環としてベラルーシ領内に配備された核兵器の共同準備と運用も実践すると明記しており、これに関連してベラルーシ国防省報道室は5月18日に、同共和国がミサイル部隊と空軍を含む核兵器の戦闘使用および後方支援のための軍事演習を開始したと報告しました、報道室によれば、演習中にベラルーシ側の核兵器戦闘使用部隊はロシアとの核弾薬移送に関する相互運用性も実践するということです。

一方で、関係当局は演習をロシア・ベラルーシ連合国家としての部隊訓練の定例行事であり、特定の他国を対象とするものではなく地域の安全保障に対する脅威を与えるものではないと強調しており、今回の訓練はあくまで能力維持と迅速展開の確認を目的とするとの立場を示しています。

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年5月19日
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