中国、2026年初の4か月でAI関連売上が急増――請求書データが示す需要拡大
北京発、国家税務総局が19日に公表した請求書データによると、2026年の最初の4か月で企業の売上高が大幅に増加し、特に人工知能(AI)に関わる分野の伸長が顕著になったことが明らかになりました。
同データは、AIの生産と応用に直接関連する電子機能材料の売上高が前年同期比で70%増、集積回路の製造が同54.4%増と急伸したほか、AI端末の応用分野に当たる車載インテリジェント機器が同50.7%増、ロボット分野が同27.5%増と、多岐にわたる領域で需要が加速していることを浮き彫りにしました。
ハイテク製造業全体の売上高は前年同期比で14.9%の増加を示し、製造業全体の売上高に占める割合は18.1%に達しており、技術集約型産業が成長の牽引役となっている状況が鮮明になっています。
また、中国の消費喚起策の下でサービス消費市場も活気を保ち、旅行代理店や文化・スポーツ・エンターテインメント産業が二桁成長を記録する一方で、飲食・配達サービスと宿泊サービスの売上高はそれぞれ7.7%増と14.1%増を示し、内需の回復が広範に及んでいることが示されました。
国家税務総局の黄立新氏は、請求書データが2026年初頭から中国の経済回復が着実に強化されていることを示していると述べ、こうした成長勢いの改善と高品質な発展は経済の回復力と活力を示唆しているとの認識を示しました。
今回の数値は、政府の消費喚起策によるサービス需要の回復と、AI関連の生産・応用に伴う産業需要の拡大が重なって売上を押し上げていることを示唆しており、今後の動向が国内外の投資動向や産業政策と共に注視されます。