西ケープ州、激しい嵐で深刻被害 国家への再度の災害分類を要請
西ケープ州は先週の激しい嵐で深刻な被害を受け、州政府は国家に対し改めて災害分類を求める考えを表明しました。
嵐は複数の地域で道路網や水道インフラ、電力システムに被害を与え、激しい気象条件の下で11人が死亡したと報告される一方、道路の寸断や給水停止が復旧作業を複雑化させ、こうした負担が州財政を圧迫しています。
ウィンデ州首相はケープタウンでの記者会見で、被害への対処資金は州には十分でないとの認識を示し、前回の被害額はほぼ10億ランドで、総額のうち300ミリオンしか回収できなかったと述べました。
前回の災害から約2週間で再び大規模な被害が発生したことを受け、ウィンデ氏はハラビサ大臣が水曜に来訪するのに合わせて国と二度目の災害分類を求める協議を行い、国家からどのような支援が得られるかを詰めると説明しました。
南アフリカにおける災害分類は、2002年の災害管理法第57号に基づき協同ガバナンス・伝統問題省(CoGTA)と国立災害管理センター(NDMC)を通じて管理されており、分類は技術的評価として被害の規模と必要資源を踏まえ、自治体・州・国家のどの段階で管理すべきかを決定する仕組みです。
一旦分類と宣言が行われれば、政府部門は予算の再配分や災害救援資金へのアクセス、対応の調整や指令発出といった緊急権限を行使できるほか、必要に応じて南アフリカ国防軍の展開も検討され得るとされています。
被害評価は影響を受けた地域全体で最終決定される見込みで、州政府は国の当局との協議を継続しつつ、復旧と救援の優先順位付けを進める方針です。
またウィンデ州首相が示した最新の交通情報では、N1のウースターとパール間は通行可能である一方、トンネル北の一部区間で片側一車線の開放や湧き水による横切りに注意する旨が出され、危険物運搬車両には迂回ルートの指定が求められていると伝えられています。