ホーム イラン イラン、アラグチ外相のニューヨーク訪問を巡る憶測否定 バガエイ氏、通常の外交慣行と説明

イラン、アラグチ外相のニューヨーク訪問を巡る憶測否定 バガエイ氏、通常の外交慣行と説明

イラン、アラグチ外相のニューヨーク訪問を巡る憶測否定 バガエイ氏、通常の外交慣行と説明

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

ニューヨークでのアラグチ外相の会合を巡る“臆測”に、イランが強く反論した。中国主催の常例協議だったと断じ、同時にパキスタン仲介の文書やメッセージ交換が進んでいること、凍結資産や海上での嫌がらせ是正など具体要求を改めて提示したと説明する。だが「最後通牒は馬鹿げている」と突っぱねつつも、慎重に相手側の行動を注視するという──この動きが意味するものとは。

アラグチ外相のニューヨーク訪問を巡る憶測をイラン側が否定

イラン外務省報道官のエスマエイル・バガエイ氏は26日夜のテレビインタビューで、ニューヨークでのアラグチ外相の会合に関してメディアが流している一部の憶測を強く否定し、同訪問は外交慣行に則った通常の措置であると重ねて強調しました。

バガエイ氏は、ニューヨークで行われた会合は中国が国連安全保障理事会の5月の輪番議長として主催した標準的な協議会合であり、その開催は国連の常例に基づくものであったと述べ、主催国の立場である中国による取りまとめを経て、公開の協議として実施された形だと説明しました。

報道官はまた、テヘランとワシントンとの間で交換された最新の文書やメッセージについて現時点で受領し精査していることを明らかにし、パキスタンによる仲介を通じたやり取りが進められていること、そしてパキスタン内相の最近のテヘラン訪問が両国間の連絡の円滑化に寄与していると指摘しました。

バガエイ氏はさらに、イラン側が現在『レバノンを含む全ての面での戦争の終結』に注力していると再確認したうえで、イランが協議の場で一貫して求めてきた凍結資産の解放や、海上におけるいわゆる海賊行為に関連する問題、ならびにイラン船舶に対する嫌がらせ行為の是正といった具体的要求を改めて提示したと説明しました。

同氏は加えて、イランは完全な善意と真剣さをもって協議に臨んでいる一方で、過去一年半にわたる相手側の行動に基づく強い疑念があるため慎重な姿勢を崩しておらず、米側が約束の実効性を示すことが不可欠であるとの認識を示しました。

バガエイ氏は最後に、対イラン侵略戦争の開始や空爆、民間インフラへの被害などを挙げながら、イラン軍が地域の重要かつ戦略的目標に対して多数回の攻撃を展開したとの立場を改めて示すとともに、米国からのいわゆる最後通牒の報道を否定し、『最後通牒や期限について語ることは馬鹿げている』と断じ、今後も協議を継続しつつ相手側の具体的行動を注視する姿勢を強調しました。

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年5月21日
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