インド株、投資家心理の回復で4月に7兆超の資金流入―イラン緊張緩和期待が追い風
インド株式市場は4月、投資家センチメントの回復を背景に合計7兆3,639億ルピーの資金を呼び込み、市場の変動にもかかわらず大型株ファンドへの買いが続きました。
Vallum Capitaの報告によりますと、こうした流入は個人投資家がシステマティック・インベストメント・プラン(SIPs)を通じて継続的に積み立てを行ったことが下支えになったと分析しており、短期的なボラティリティが投資行動を根本的に変えなかった点が際立っています。
主要株価指数のSensexとNiftyは、イラン情勢の緊張緩和への期待と世界的な楽観ムードを受けて上昇を拡大し、こうした地政学的な緩和観測が外部環境の改善期待を高めた形です。
一方で、エネルギー価格や地政学リスクによる変動は依然として市場の下振れ要因であり、こうした不確実性の下ではSIPのような規律ある積立投資が中長期的な資金の下支えとなるとの見方が改めて浮き彫りになっています。
市場関係者は、世界情勢の推移を注視しつつ、個人の積立投資が今後も相場の安定に一定の寄与を続けるかどうかが当面の焦点になると見ています。