イラン大統領、核兵器不保有を世界に保証する用意があると改めて表明
イランのペゼシュキアン大統領は日曜日、核兵器を求めていないことを世界に保証する用意があると改めて表明し、核問題を巡る懸念に対する自国の立場を明確にしました。
ペゼシュキアン氏のこの発言は、米国とイスラエルが2月下旬にイランへ侵攻したとの事態を受け、テヘランとワシントンの緊張緩和を図るためにパキスタンが仲介に当たっているさなかに出たものであり、各国の外交当局が相互の意思確認と安全保障上の懸案整理を進める流れを受けて改めて出された形です。
同氏は併せて、イランの交渉担当者は国家の尊厳と名誉を何としても守るとの姿勢を崩さないと強調し、これを背景に地域の不安定化を望んでいない一方で、逆に『大イスラエル』を視野に入れる政策こそが地域の不安定化を招いているとの見解を示しました。
テヘラン、ワシントン、イスラマバードの当局者らは、戦争を終結させるための了解覚書がまとめられつつあると述べており、こうした了解覚書はイランの核計画を含む論点に関するさらなる協議への道を開く可能性があるとして、関係国間での追加協議の余地が残されていることを示唆しています。
今後は、まとめられつつある了解覚書を巡る詰めの協議と、それが外交交渉の次の局面をどう規定するかが焦点となる見通しです。