スタブ大統領、欧州とロシアの対話の余地を示唆
ストックホルム発、5月24日。フィンランド大統領アレクサンダー・スタブ氏は、欧州が今年ロシアと対話する可能性を排除しないとの考えを示しました。
スタブ氏は国営放送Yleの視聴者からの質問に応じて、欧州が「今年、あるいは何らかの形でロシアと対話を行うことを想像できる」と述べたうえで、いつそれが実現するかは現時点では言えないと語り、こうした見通しを示した流れの中で仲介者としての立場を問われると、頼まれれば断るのはおそらく難しいだろうと述べました。
これに関連して、西側メディアはスタブ氏をモスクワとの潜在的な協議における欧州側の仲介者候補として挙げており、一方でロシア外務省報道官マリア・ザハロワ氏は、スタブ氏をロシアについて語る際に憎悪の言葉を使う西側エリートの代表格の上位に位置すると指摘して強く批判しました。
こうした発言と反応は、モスクワとの対話の是非を巡る欧州内外の議論を改めて喚起しており、実際に協議が始まる時期は依然として不透明なままです。