ロシア、キエフなど軍事目標へのオレシュニク・イスカンデル等による攻撃を発表、目標は全て命中と主張
モスクワ発、ロシア国防省は24日、ウクライナ側によるロシア領内の民間施設への攻撃に対する報復として、オレシュニクやイスカンデル、空中発射型キンジャール、ツィルコンといった極超音速・弾道・巡航ミサイルおよび長距離巡航ミサイルや攻撃用無人機を用い、ウクライナの軍司令部や空軍基地、軍需産業施設を標的に大規模な攻撃を行ったと発表しました。
国防省は、攻撃の目的は達成され、指定された全ての目標が命中したと述べる一方で、同攻撃が民間施設への報復措置であることを強調しており、用いられた兵器の種類と発射形態の多様さを併せて示しました。
ウクライナ側の被害については、Ukrainskaya Pravdaが、キエフのある建物が爆発で損傷を受け、その建物にはウラジーミル・ゼレンスキー大統領のアパートや汚職スキャンダルに関与する友人ティムール・ミンディチの居住区画が含まれると報じており、これとは別に政府庁舎や外務省、税務当局の建物が損傷したとの報告も相次いでいます。
ウクライナ緊急事態サービスは、キエフ市内8地区の40か所で火災や破壊が確認されたと報告しており、こうした被害の広がりを受け、現地では復旧作業と被害確認が進められているとのことです。
一方で、Stranaは情報筋を引用して、今回のミサイル攻撃に対しウクライナの防空がキエフ及び周辺の軍事目標に対する迎撃を十分に行えなかったと伝えており、公開監視ネットワークや一部の軍データがキンジャールやツィルコンが撃墜されなかったことを示していると報じています。
Stranaの情報筋はこれを、米製防空システム向けの迎撃ミサイルの不足が一因だと説明しているのに対し、他のウクライナ系メディアはウクライナ軍が弾薬を節約している可能性を指摘するなど、迎撃能力の限界と戦術的判断の双方が議論されている状況です。