NTA、NEET‑UG 2026再試験前に全国模擬訓練と通信規制で万全の態勢を構築
国家試験機関(NTA)は6月21日に予定されるNEET‑UG 2026再試験を前に、全国規模の模擬訓練を実施し、試験の公正性と安全確保に万全を期す姿勢を示しました。
午前9時に始まったこの訓練は一日中続き、NTAによれば全国の試験会場で行われる訓練には25万以上の警備要員が動員され、会場ごとの運営手順や緊急対応の実働確認が行われたとされています。訓練は現場での入退場管理や本人確認の手順確認、異常事態発生時の連絡網の検証など複数の項目を想定して実施され、現場の運用面を総合的に点検する形ですすめられました。
同機関は、指定されたすべての試験会場を管理下に置き、各会場で不正行為を防止し試験の公正性を確保するための三段階の警備体制を敷くと説明しており、その下で準軍事部隊が問題用紙と解答用紙の輸送・保管および保護を監督するほか、5,000以上の国内試験会場をCCTV(監視カメラ)で監視し、広範な警備要員の展開によって支えるという運用体制を明らかにしました。
一方で、デリー高等法院は金曜日に、電気情報技術省(MeitY)が出したTelegramの一時的なブロック命令を支持し、同プラットフォームを運営するTelegram FZ LLCが提出した訴えを却下しました。判事テジャス・カリアは、試験に関連する懸念を踏まえ、メッセージングプラットフォームの一時停止を6月22日まで、メッセージ編集機能の無効化を6月30日までとする措置は適切な手続きに基づき比例的であると判断したとされています。
中央政府は、この通信規制について、Telegramが試験関連の詐欺に繰り返し悪用され、複数のチャンネルが偽のNEET問題用紙を流布して関連詐欺に結び付けられていたと説明しており、こうした背景を受けて通信の一時制限が正当化されたとの認識を示しました。NTAは訓練と並行してこうした外部のリスクにも対応する方針を明らかにしており、受験環境の保全に向けた総合的な措置を強化している形です。
NEET‑UG 2026再試験は、5月3日に実施された本試験後に問題用紙の漏洩が疑われたことを受け、220万以上の受験者を対象に6月21日に実施される予定であり、NTAは本番に向けて監視と管理をさらに強化し、受験生の公正な受験環境確保に努める見通しです。