ホーム ブラジル BRB・PicPay絡む連邦区職員給与不正控除疑惑 検察「Juros Zero」で捜査、約8,000万レアル流用指摘

BRB・PicPay絡む連邦区職員給与不正控除疑惑 検察「Juros Zero」で捜査、約8,000万レアル流用指摘

BRB・PicPay絡む連邦区職員給与不正控除疑惑 検察「Juros Zero」で捜査、約8,000万レアル流用指摘

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

検察庁は作戦名「Juros Zero」を発動し、BRBや決済企業PicPayら関与とされる連邦区職員の給与からの違法控除疑惑で50件の捜索・押収を実施しました。捜査は約8,000万レアルの流用や「医療保険」コードの悪用、パスワード・トークンの取得といった手口を指摘し、元経済局長やBRB前社長ら高名な人物の関与も浮上しています。公的給与の信頼を揺るがすこの動きが意味するものとは。

BRBとPicPayを軸にした連邦区職員給与の不正控除疑惑

【見出し】

【本文】

連邦区検察庁は19日金曜日、作戦名「Juros Zero」を発動し、ブラジリア銀行(BRB)やBRBサービス、経済局、決済企業PicPayらが関与したとされる連邦区政府職員の給与からの違法な控除について本格的な捜査に着手しました。

検察庁によりますと、捜査当局はこの一連の不正を「給与明細を不正利得の源に変える仕組み」と位置付け、50件の捜索・押収令状を執行したうえで関係資料の押収と関係者の聴取を進めており、手口としては利息を手数料として偽装し、表向きの団体や便宜的な監督を通じて組織的に利益を得るものだと説明しています。

具体的には、検察は2024年8月から2025年8月までの間に、職員の給与明細の「手数料」欄を通じて約8,000万レアルが流用されたと指摘しており、さらに多くの場合において職員の同意なく利息付きの貸付を隠蔽するために「医療保険」のコードが悪用され、連邦区公務員協会(Associação dos Servidores Públicos do Distrito Federal)に有利となる一連の不当な控除が行われたうえで、控除挿入のために個人のパスワードやトークンが取得される事例も確認され、退職者も被害に含まれているとしています。

疑いのある関与者としては、かつて連邦区の経済局長を務め連邦区年金機構の理事長でもあったネイ・フェラズ(Ney Ferraz)の名が挙がっており、またBRBの社長を2019年から2025年まで務め、既に4月から拘束されているパウロ・ヘンリケ・ベゼラ(Paulo Henrique Bezerra)らが調査対象に含まれているとされ、捜査は国民経済に対する犯罪や利息法外の利得(高利貸し)、消費関係における虚偽広告、行政機関のシステムへのデータ挿入・改変、贈賄・収賄、組織犯罪、資金洗浄といった複数の犯罪事実を視野に進められています。

この作戦にはサンパウロ、パラナ、ミナスジェライス各州の検察庁や連邦区警察、サンパウロ州警察の支援も入っており、検察側は関係者の関与の実態と資金の流れを解明するため捜査を継続する方針で、今回の事案は公的給与の管理と公務員制度への信頼に対する重大な疑念を投げかけている点で波紋を広げることになりそうです。

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年6月20日
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