NUM、ラマポーサのエスコム再編承認を「公益に反する」と断定
全国鉱山労働組合(NUM)は、シリル・ラマポーサ大統領が承認したエスコム再編タスクチームの措置は公共の利益にかなっておらず、特に雇用や国民負担を軽視するものだと強く反発しています。
フェーズ1の報告書は、現行のエスコムとは別に独立した送電系統運用者(TSO)を設立することを勧告しており、大統領府側はこの提案について競争を促進し投資を呼び込み、さらにはエネルギーの安全保障を強化することを目的としていると説明しているものの、NUM側はこうした説明を信用していないとの姿勢を示しています。
NUM副会長のオレヒレ・クグワレ氏は、再編が雇用の犠牲の上に成り立ってはならないと強調するとともに、今回の変化に組合として満足していないという見解を明確に示しました。
同氏によりますと、組合は既にラマポーサ大統領に対して書簡を送付したものの大統領側からは返答が届いておらず、NUMは組合として弁護士に相談のうえ法的手段に訴え、必ずこの手続きを訴訟で争う意向であると述べています。
ググワレ氏はまた、影響を受ける当事者が労働者だけではない点を重ねて指摘し、電気料金が既に国民にとって耐え難い水準に達している現状を踏まえれば今回の措置は社会全体の問題であり、結果的にエスコムを引き継ぐ民間企業として利益を得る少数のエリートのためのものに帰着すると厳しく断じました。
こうしたNUMの法的な挑戦は、今後のエネルギー改革を巡る議論と政策の行方を左右する要素となる見通しです。