ホーム ブラジル 政府負担70%、上限300億レアル 「Desenrola」参加規定改定で銀行拡大

政府負担70%、上限300億レアル 「Desenrola」参加規定改定で銀行拡大

政府負担70%、上限300億レアル 「Desenrola」参加規定改定で銀行拡大

※本記事はTHE NEWSのアルゴリズムを用いて執筆されています。

この記事の概要

ブラジル政府が無担保債務の再交渉プログラム「Desenrola Adimplentes」で政府負担を大幅に拡大し、従来限られていた銀行以外にも参加の扉を開いた。月利1.99%という低金利と幅広い対象の一方で、細かな適用要件や除外項目も残る。恩恵は本当に広がるのか、誰が取り残されるのか――この動きが意味するものとは。

Desenrola Adimplentesの参加ルール改定、政府が負担する割合を拡大

ブラジル政府は11日、無担保債務の再交渉を支援するプログラム「Desenrola Adimplentes」の参加ルールを改定し、新たな資金配分の下で運用を開始しました。

改定後の枠組みでは、取引総額の30%を金融機関が自己資金で賄い、残る70%を連邦政府が負担する仕組みとされ、これにより政府が用意する上限300億レアルと各銀行の自己資金を組み合わせて利用できるようになったため、以前は同方式の利用が限られていたBanco do BrasilとCaixaに限定されていた運用が任意の銀行にも開かれ、金融機関側の参加障壁が後退した形です。

同プログラムは担保なしで最大15,000レアルまでの債務を再交渉可能とし、提示される条件は月利最大1.99%という点で、現在の個人向けクレジットの平均月約7%を大きく下回る低金利の枠組みとなっており、非正規雇用者であっても期日どおりに分割払いを続けている者に対してクレジットを提供することを主眼に置いているほか、学生や学生融資基金(Fies)の支払いを滞納していない元学生を対象とする枠や、雇用契約のある労働者向けの措置もパッケージに含まれています。

参加条件は従来どおりで、給与天引きではない個人向け融資を契約している顧客や、他の債務を一本化するための借入も対象となる一方で、契約済みの分割払いを少なくとも4回分支払っていること、金融機関ごとの債務残高が最大15,000レアルであること、さらに分割払いの状態が期日どおりであるか、暫定措置の公表前時点で最大90日までの遅延にとどまっていることが求められるなど細かな要件が設定されています。

ただし、農業向け融資や実物担保付きの融資、分割およびリボルビング方式のクレジットカード債務、当座貸越(オーバードラフト)の債務はプログラムの対象外とされており、同一銀行内でDesenrolaの対象となる複数の債務を抱える者はそれらをまとめて再交渉できるため、関心のある者は借入を契約した金融機関に直接相談して利用可能な条件を確認し、申し込み手続きを行う必要があります。

(タチアナ・アルヴェスの取材による、アジェンシア・ブラジル配信)

TH
THE NEWS 記者
THE NEWS 編集部 2026年8月11日
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