ヴァンデ・マータラム侮辱を犯罪化、国歌と同等の法的保護付与へ
ムルム大統領は火曜日、国歌「ヴァンデ・マータラム」の斉唱を故意に妨害したり阻止したりする行為を処罰の対象とする法案に署名し、これにより同歌に国歌「ジャナ・ガナ・マナ」と同等の法的保護が付与されたと政府は発表しました。
今回成立した「国家の尊厳に対する侮辱の防止(改正)法案、2026年」は、ローク・サバーが7月30日に可決し、ラージャ・サバーが1日早く可決していた立法の最終段階を経て成立したものであり、政府は同法により従来、国歌に限定されていた斉唱妨害の規定を拡大して『ヴァンデ・マータラム』をその範囲に含める形になったと説明しています。
従来の法規定では、国歌『ジャナ・ガナ・マナ』の斉唱を故意に妨害したり、斉唱に従事する集会に乱入して妨害したりする行為に対し最長3年の禁錮、罰金、またはその両方が科され、再犯の場合は最低1年の禁錮が課される規定が盛り込まれていましたが、今回の改正は同様の罰則を『ヴァンデ・マータラム』に適用することで、国歌とナショナルソングに法的整合性を持たせることを狙ったものです。
連邦内務省は、成立を受けて独立記念日の式典で初めてレッドフォートの城壁から『ヴァンデ・マータラム』が斉唱されると明らかにしており、今年1月28日付の指示に基づき、国歌と国歌(national song)がともに演奏される際には六つの節から成る『ヴァンデ・マータラム』全てを先に斉唱するよう求めていた点が、今回の法整備と儀礼上の運用を結びつける形となっています。
こうした動きについて与党は国家の威厳と一体性の維持を強調している一方で、市民団体や表現の自由を懸念する声が今後の運用過程でどのように反映されるかが焦点となっており、国歌と国歌(national song)の扱いを巡る今回の改正は、儀礼的慣行と法的規制の境界を改めて明確にする契機になるとの見方が出ています。