中国公安部、個人データ犯罪の典型10件を公表しサイバースペースガバナンス強化を強調
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中国公安部は11日、国民の個人情報侵害に関わる典型的な10件の事例を公表し、デジタル時代におけるデータ関連犯罪への全国的な取り組みが継続していることを改めて示しました。
同省のサイバーセキュリティ局は、これらの事例が組織的な犯罪ネットワークによって誘引やサイバー侵入、内部者の共謀といった手口を悪用し、個人データを体系的に収集・取引して利益を得ていた実態を明らかにしたほか、具体的な手口の一端として現金報酬で人々を誘い実名で電子商取引のアカウントや事業許可証を登録させ、それらの認証情報を売却して資金洗浄を助長していた事例が含まれていると説明しました。
また、同省は別の事例として、容疑者らがWeChatやDouyinといったオンラインプラットフォーム上で実名確認済みのアカウントを大量に購入し、それを海外の組織に通信やオンライン詐欺犯罪のために転売していた点を指摘し、プラットフォーム上のアカウント取引が国境を越えた不正行為と結び付く実態を浮き彫りにしました。
同省は、こうした10件のすべての容疑者が法に基づき処理されたと明らかにするとともに、2020年から2024年にかけて特定のキャンペーンを通じて国民の個人情報侵害に関する4万件以上の事件を摘発してきたと発表し、継続的な取り締まりの成果を示しました。
さらに、同省は2025年に厳格な法執行とより厳しい規制を組み合わせることで、ネットワークやデータ、情報の安全を保護するより包括的なサイバースペースガバナンス体制を構築したと説明し、こうした枠組みの下で国民に対し個人データの保護を強化し、疑わしい流出を速やかに通報し、権利を守るために法的手段を用いるよう呼びかけました。
一連の公表は、デジタル経済の拡大に伴って個人情報がビジネスや犯罪の対象となりやすくなっている現状を改めて浮き彫りにしており、こうした事態を受けて政府が法規制と執行を通じて権利保護と秩序維持を図る姿勢を鮮明にした形です。